【坂】本宮山〜本宮山スカイライン
今回は前回行けなかった本宮山へ。
膝の痛みに対しての対策として、サドルを1.5cm後退、ステムを1cm短く、クリート位置を1cmかかと側へ移動。全体的に後ろ寄りのセッティングに変更してみた。
乗る姿勢も、ハムストリングスを使うには骨盤を立てて腰を反らす様にした方がよく、かかとも下がり気味の方がハムストリングス側を使えると知って、骨盤を反らしてカカトを下げるスタイルに変更して乗ってみる事に。
※ケツを突き出すようなイメージなので、プリケツハムハムスタイルと勝手に命名
眼前に迫る本宮山。
今からこの山を登るんか…と
若干怖気付きつつ、R301を進んで本宮山へ。
この坂は急カーブに干支の看板が有り、どの程度登ったかの目安にもなって面白い坂。
道中の景色もよく、九十九折も有ってヒルクライムしてるぜ…感が出る。
勾配10%箇所が有ったり、キツくなった頃に勾配が緩やかになったりもする、山の厳しさと優しさを感じられる良い坂道。
ある程度登って和田交差点を左折し、本宮山スカイラインへ。
ここからはそんなに距離無いと思っていたら…甘かった。
路面が悪く、且つ勾配も10%くらいが続く。
プリケツハムハムスタイルは効果抜群で、膝が痛む事は無し。
その代わりに、腰のあたりに疲労が蓄積してくる。
(長い坂道は腰にきやすい印象)
そろそろゴールか…と思った頃に
「この先 勾配10% 600m」の標識。
600mて…具体的な数字がこんな時は逆に辛い。
膝を労わって最近あまり使っていなかった 休むダンシングを使ってみる。
ここでもプリケツ(姿勢良く腰を反らす感じ)を意識してみる。
お⁉ 膝が痛くない、脚を使ってる感じも無い
休めてる感じがする!
体重を乗せるだけの休むダンシング、今までは
「体重を膝で支えて膝を傷めるダンシング」になってたけど
プリケツ+腰を斜め後ろに高い位置にするイメージでやったら、楽だった!
思わぬ収穫でした。
そうこうする内にゴールの電波塔へ。
想像してたよりも結構キツイな… が今回の印象。
日差しが強くて若干熱中症ぽくなったのも要因の一つかもしれません。
タイムはざっくり測って1時間3分。距離は11.4kmでした。
今回、プリケツハムハムスタイルを使う事で膝が痛くなる事はほぼありませんでした。
結局、サドル位置も以前は結構前の方だったので
ポジションも、乗り方も膝に頼り切った乗り方になっていた事が原因の様です。
こうやって、どうしたら痛みが出ないか?
どうしたら楽に走れるか?
どうしたらもっと速くなれるか?
を考えながら走るのも、中々楽しいものです。
道中、速いローディーに何度も追い越されたりして遅さを実感して凹んだりもしましたが 笑顔で会釈してくれたりするローディーもいたりして、やっぱ自転車って楽しいなと思いました。
もっと自転車を楽しみたい。
もっと速くなりたい。