鈴鹿 8時間エンデューロ
3人チームで8時間を走ります。
パドックの場所どりの為、朝3時くらいに到着。
5時ごろにパドックを確保して準備。
試走の後、レース開始。
朝は路面がまだウエットで、落車してる人も居ました。
1人、3周を目安に交代して走ります。
最初はもっと周回して交代できるかと思ったけど、、想像以上にキツイ。
3周した時点で約30分、約15km。
普通に走るなら楽勝ですが
レースで本気で走るとなると、疲労の度合いが全然違います。
ペースを落とそうと思っても、周りが速くて頑張っちゃう。
チームのみんなに少しでも力になれるようにと頑張っちゃう。
昼頃には、完全に脚を使い果たした状態に。。
午後はもう、ピットから出た時点で
「あ、、脚終わってるわ」 な状態。
それでもなんとかペダルを回して周回します。
鈴鹿サーキットは思っていたより坂道になっていて、結構疲労が溜まる。
クライマーとしては、そこは全然OK。
一番の問題は、下り。
S字コーナー、且つ下りで50km〜60kmくらいは出る。
正直、怖かった。
安全面を考えると、なかなかコーナーへみんなと同じペースで突っ込めない。
速い人は結構近い距離で追い抜いていくので、追い抜いて行く人と接触しないように気を使いながらコーナーへ突っ込むのがかなりキツイ。
あと、僕の場合
ポジションを見直していくうちにステムを短くしていて、8㎝のステムにしていた。
ヒルクライムにはこの方が乗りやすかった反面、スピードが出ている時にハンドルの動きがかなりクイックになっていた。
恐らく、このクイックなハンドリングの影響で高速コーナーが怖くなったんだと思う。
それでも周囲にある程度速度を合わせながら周回。
そして8時間経過のタイミングへ。
最終走者は、タイミング的に僕が走ることに。
重い脚を回してピットから出る。
コーナーをいくつか回ってストレートへ。
人が手を振ってる。
落車?
手を振ってる人達の辺りで、誰か倒れてる。
顔から血が出てる。
動いてない。
怖い。
何があってこうなったか分からないけど。
風が強かったから、ストレートで風に煽られて接触?転倒?
俺も、頑張りすぎると…こうなる?
怖い。
さっきまで恐る恐る走っていた高速コーナーが更に怖くなってしまった。
それでも、チームのみんなで頑張って来た8時間。
ここは 頑張るしかない。
でも、高速コーナーは怖い。
登り坂だけ、がむしゃらに頑張る事にした。
最終周回は本気の人と、終わりを迎えて力を抜いてる人とが居る。
少しでも順位を上げたい。
高速コーナーは周りと接触しないよう細心の注意を払いつつ。
登りで攻める。
登りだけ、ひたすら回す。
脚の限界を感じつつ、メチャクチャに乱れたペダリングでゴール。
結果は、、最後に走った2周で、5チーム追い越してた。
上出来。 何より、無事に終わった。
下りが苦手。
分かっていた事だし、無事に家に帰る事が大切だからと 割り切っていた。
でも、ステムが短すぎて明らかに不安定な走りをしてるって事が今回のレースでよく分かった。
とりあえず、ステムを1㎝長いものに変更しました。
やっぱり、安全に速く走れる が理想。
色々学ぶ事のあったレースでした。